CCIE の勉強をしているとコマンドリファレンスでパラメータや制約などを確認したくなることがあります。というか、CCIE の勉強をするのであれば逐一、コマンドリファレンスを確認する癖をつけてください。
CCOはどれを読むか
今回はCCOやCisco Pressの書籍を読めというのは分かったけど、具体的に何を読めばいいんだろ...
慣れてくると、ああ、この技術はあのリファレンスだなと覚えてしまいます。分かりやすい例で言えば、ルーティングプロトコル関連であれば、カテゴリ名も分かりやすいですし、まずはここから探せば大丈夫でしょう。
しかし、カテゴリが分からない時に片っ端から探していては時間がかかりますし、グーグルなどで検索していては場所も覚えられず、また本番では使うことができないのでお奨めできません。そんな時にはどうすればいいのか?
CCOには Master Index というものがあり、ここから辿っていくことができます。ここでは例として、DHCPリレーでおなじみの ip helper-address を探してみたいと思います。
1) まずはいつも使っているページから1つ上に戻ります。
2) Release and General Information にありますのでこれをクリックします。
3) Cisco IOS Master Command List, All Releases をクリックします。
4) 画像は後半を省略していますが、ブックテーブルからアルファベット順で該当のコマンドがありそうな箇所をクリックします。以下では赤線の箇所です。
5) それっぽくないページが表示されますが、対象のコマンドが見つかるまで一気に下にスクロールしていきます。
6) ありました。見つかったら横の文字をクリックします。この文字はどのリファレンスかを示しています。
7) お疲れ様でした。ようやく目的地に辿りつきました。
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